俺と先生のイケナイ関係
そんな姿見せられたら…残んねーわけにいかねーだろ。






「葵斗?」

「――!」


俺の顔を覗き込む力。



「“そんで…”なんだよ?」

「………」


俺は一旦力から視線をそらした。




「…何でもない」


そして力にそうつぶやいたあとスッと立ち上がり、澤田たちの元へ向かった。






「あ、待てよ〜!俺も残るよ〜」


「俺も」

「俺も俺も」


帰ろうとしてた他の生徒たちも、俺のあとについて来る。






「葵斗〜!さっき思ったんだけど…縄の回し方ってこうの方が良くねえ?」


エアーで縄を回す力。




「は?どうゆうことだよ(汗)」

「だから〜こうだよこう!」


力は縄を持ち、俺にも縄を握らせ、くるくると縄を回し始める。
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