俺と先生のイケナイ関係
相変わらず、澤田は生徒の人気者。





「ハイハイ。質問はあとで〜出席とるよ〜」


澤田は名簿を片手に、出席を取り始める。





なんか変な感じ…


いつも遅刻ばっかで、朝のホームルームからいるからつーのもあるけど…

目の前にいる女が、さっきまで俺んちにいる女とは思えねー。




澤田はグレーのスーツに、髪を軽く巻いている。

昨日の子供っぽい澤田とは違い、今はピシッとした大人の女のイメージ。



こんな変わるもんか?


昨日と全然違うな・・







ベシッ


「痛!」


すると、いきなり頭を何かで殴られた俺。

ふと横をみると、俺の席の横に澤田が立っていた。





「横山くん?さっきからずーっと名前を呼んでも返事がないんだけど…」

「え!?あ……ごめん…」
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