俺と先生のイケナイ関係
「文句言うなら私じゃなくて、“体育祭”という行事をつくった人に言ってよね。」

「「ぶーぶー」」


またもや生徒からのブーイング(汗)





「ハイハイ。体育祭の種目は…女子は借り物競走と玉入れ。男子は棒倒しと騎馬戦。クラス対抗は、大縄跳びとリレーね〜」

この前公園で聞いたから、俺は知ってるし…



「「え〜〜〜」」


お前らも、いちいち反応してんじゃねぇよ(汗)






「もう決まったんだから文句言わない。あと、今日の放課後から大縄跳びの練習するから、残れる人は残ってね」

「「え〜〜〜」」

「うるさい。コレ…体育祭で使うハチマキだから、体育委員の人配っといて〜では解散〜」


教室から出て行く澤田。





「体育祭なんてめんどっちぃ〜」


俺の机に倒れ込んで来る力。






「確かに」


“めんどくさい”以外、言葉が見つからない。
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