超硬派彼女
オマエの為に

復活!硬派女

2週間後、真琴はまだ顔の絆創膏が痛々しかったが、元気に復帰して俺の前に現れた。


「健斗さん、これからよろしくお願いします!」


「オウ。たっぷりこき使ってやるから覚悟しとけよ」


こうして真琴は俺の専属付き人としてルシードクルーとなった。


ライブに帯同して、俺の身の回りの世話をさせた。


真琴は本当に気が利くし、よく働いた。


でも唯一メイクの手伝いだけは全くダメで、センスがなさすぎてそれだけは任せられなかった。


「オイ、どうやったらこんなメイクになるんだよ。これじゃあマックのピエロじゃねーか!」


「すみませーん」


普段からほぼすっぴん女だからしゃーないが・・・。
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