超硬派彼女

笑顔が生きがい

真琴がクルーになって以来、俺たちは今まで以上に一緒にいる時間が長くなった。


真琴が学校に行ってる時間を除けば、ほぼ一緒にいたと思う。


アイツの学校が終わる時間になると、いつも俺が迎えに行ってたから。


でも俺に恋愛感情はなかった。


真琴のことは妹というか、弟分のように思ってたから。


アイツもそんな身勝手な俺に嫌な顔一つせず、いつも付き合ってくれていた。


「健斗さん、ウチ今メッチャ楽しいです!」


俺もそんな真琴の笑顔を見ることが生きがいになっていた。
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