愛しの先生は旦那様




「ほんとなら抱きしめたいんだけど……家まで我慢しておく」



そう言って行ってしまった。


嵐が過ぎ去ったような感覚。

って、どんな感覚だよ!!ってね。



英語、一位か~。

素直に嬉しい。頑張ったかいがあった。


ってことは……坂口さんに勝った。



「よっしゃ~~~!!」



私の叫び声は廊下中、いや、学校中に響いたに違いない。

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