光VS陰

「理由なんてねぇんだろ?」


「ないけど…」


「ならいいじゃねぇか」


「でも~…」


「あぁーもう!!でもじゃねえんだよ!!」


「わぁっ!?」




痺れを切らしたような隼斗が私の腕を引っ張ってきて顔が近くなる





「俺が、いるだろ」


「…え?」


「俺がいる。なんかあったら俺を頼れ。それでいいだろ?」





至近距離で、真剣な眼差しで。



整った顔に見つめられて。



私はうん、と言わざるをえなかった





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