ツンデレの涙
ゆっくり腰を上げると




ふらっ・・・





ちょっと酔ったかも・・・






なんとか転ばずにお勘定を済ませて外に出ると





「よっ!!」




・・・って!!!!!



「悠斗ーーー!!
 帰ったんじゃないの?!」





冷たい風に吹かれて
寒そうにしている悠斗。




「こんな事になると思ったよ。帰り一人だろ?」




ぶるぶるしてるよ。悠斗・・・




「そうだけど・・・一人でいい!」

「お前なぁー。この寒さで酔いも醒めたから何もしないって!」

「はぁ?!何言ってるの!!」




ボカッ!!


思わず手が出て悠斗の腕を殴ってしまった。


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