扇子
出会い
転校した先は都会の方ではない田舎よりの所だった。
「こんにちは!」
私はこれから家になるアパートに挨拶した。私は奥に部屋を作ってもらえた。学校は窓から見えて吹奏楽部のチューニングが聞こえてくる。
懐かしいけど思い出したいとは思えない思い出。
「お前手伝えよ」
お姉ちゃんに言われた、お姉ちゃんは怖いけど優しくてだけど強い。私はお姉ちゃんが大好き!

夜お姉ちゃんが私の部屋に来てくれた。
お姉ちゃんは25歳なのに私とは双子のようだった。
「麻未つらいよね」
そう言って抱きしめてくれた。
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