嘘っぱち☆うぇでぃんぐ
留萌の病気と母親




朝 一言も会話しなかった



通学 バラバラだった



あたしはある所に寄った



一呼吸する



足を前に出そうとして躊躇する




どうして?




決めたことなのに




どうせ、結局はこうなる





それが少し早まっただけだ





あたしは中に入った




手続きをし1枚の紙を頂く




未「ありがとうございます」





立ち去ろうとしたとき




「あの…!」




呼び止められた




未「なんですか?」




「考え直そうと思いませんか?」




未「そう言うのは仕事だから…
じゃないですよね?」




「私情です」




未「…結婚指輪ないでしょ?」




左手の薬指を見せる




未「終わる…恋でしたから」




そう言って




あたしは外に出た




カフェで名前などを記入した




そして、ハンコを押した




あっとゆーま




書いて 押して 決心して




そして、バイバイ




なんて簡単なんだろう




気持ちはこんなに複雑なのに…





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