欲望チェリ-止まらない心
今朝だって


体育館での全校集会で、生徒会からのお知らせをしていたひー君に


体育館中の女の子たちが釘付けだったの。


壇上で、真っ直ぐに前を向いて堂々と話すひー君。


話の最後にひー君が小さく微笑むと


女の子たちは集会中だと言うことも忘れて大きな悲鳴をあげた。


その悲鳴にひー君は少し驚いて


それから小さく照れたように、もう一度はにかむと


ゆっくりと壇上から降りたんだ。



そんな仕草までもたまらなくて…


あたしも貧血を起こして倒れそうだったんだよ。


もう…

ヤバイよひー君…



本当に同じ高校に入れて幸せ。




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