ヤンキー彼氏×ヤンキー彼女

家に帰っても考えるのは、赤沢の笑顔‥。

あーもう!!あたしはどうしちゃったの‥?

一人で考えていると、

「たっだいまぁ!!」

豹牙が帰って来た。

「おっ邪魔ぁ!!」

莉桜姉も一緒だ!!

あっ!!

「莉桜姉!!」

「おっ!!美龍。どうした?」

「相談聞いて?」

「わかった。」

そう言って、お兄ちゃんを放置して今日あったことを莉桜姉に話した。

すると

「恋だな。」

知らない間に聞いてたらしい、豹牙が言った。

「うん。あたしも思う。」

莉桜姉まで‥。

「ついに美龍も恋かぁ‥!お兄ちゃん、嬉しい!!」

「あたしも嬉しい!!」

「ちょっ‥ちょっと!まだ決まったわけじゃない‥。」

「いい加減認めろよ〜‥。お前はいろいろあったし、だから幸せになってもらいてぇの!!」

あの事件の時、豹牙は一番心配してくれた。

一個しか違わないからか、いつもあたしを助けてくれた。

いつもは言わないけど、感謝してるし、自慢の兄貴。
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