黒猫は野良猫★
「子猫たちをバカにしたくせに……」
僕は冷めた瞳を黒炎を睨む。
「ヒッ!?」
黒炎の奴らの中には腰を抜かす奴もいる。
「まぁ僕は優しいから‥死ぬ覚悟…ちゃんとみせてあげる」
僕はナイフを手首から離し‥赤く染まったナイフを、自分のお腹に刺した。
グサッ!!!
「…ク‥ッ」
「ダメだ!!りー!!!!!」
或は僕に抱きついた。
「浬音……もうやめろ」
玖音は辛そうな顔で僕を見る。
「僕……別に今からでも死ねる」
「何言ってんだよ‥浬音」
「僕いずれ殺されるから」
僕は玖音をジッとみた。