君は僕が好きすぎて
~病院~

「美魅さんの付き添いの方いらっしゃいますか?」

「…美魅は。大丈夫なんですか?」

「心配ありませんよ。疲労がたまってたみたいです
。点滴が終わったらお帰りになって結構ですよ。」

「……ありがとうございます。」

「………………ん。」

「平気か?」

「ここどこ?」

「病院。帰り道に倒れた。」

「そうなんだ。」

「なんか言うことないの?」

「あーそうか…ありがとう。」

「それでいい。」

「何それ~。」

「(笑)」

「はぁ~。でも凄いな。今日初めて会ったのに
こんな仲良くなって」

「初めてじゃねぇよ。」

「どういうこと?」

「さっき思ったけど、俺ら中学校同じだったってダチが言ってた」

「じゃあ再会ってこと?」

「まぁ中学校んとき話したことなかったけどな。」

「とりあえず今日はありがとね。」

「あぁ。一人で帰れるか?」

「うん。大丈夫。」

「じゃあまた明日な」

「うん。また明日」


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