夜叉の如く舞う姫
第一章

新たなる命



「何故生きているの?あのとき確かに私は死んだはずなのに。」


おかしい。

まず街には和服の人間ばかりだ。

そして私の横にはインターポールに取られた愛刀と鉄扇。


「おかしなことだらけだ。ここが地獄だとでもいうのか?」


やめてもらいたい。

久しぶりに自由に体が動かせて横には刀と鉄扇。

     殺してしまいたくなる



「けどまずは情報収集しかないか。」


とはいえ誰1人殺さないでいるのは難しいと思う。

私にとって殺人は麻薬みたいなものだから。
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