夢へ走れ!! ~小さな夢の向こうには~【完】
「ちょっとぉ、ハル、あーちの真似しないでよぉ」
「愛海こそ、あたしの真似しないでよッ」
ムゥッと二人して膨れながら言い合う。
と言うか…
同時に終わるなんて、誰が予想しただろうか。
…あたしでさえ、同時とは思ってなかったよ!
ムゥ~ッと二人でしてると、もう終わったらしいゆりあがあたし達を宥める様に言う。
「どっちも一位でいいじゃない、同着ってことで」
「でも、罰ゲームは?!」
愛海はそれを気にしているらしく、声を荒げる。
罰ゲーム……あー、そう言えばそんなことをゆりあが言ってたっけ。
あたし、忘れてたんだけど…!!
「それなら、大丈夫じゃない?どうせ遥は罰ゲームなんてどうでもいいと思ってるだろうし。愛海が決めたら?」
ゆりあがそう言うと、愛海がそうなの?と言う様にあたしを見る。