夢へ走れ!! ~小さな夢の向こうには~【完】





最下位の子が顔を真っ青にしている中、ニコニコ笑っている愛海。


い、いつも以上に愛海が悪戯っ子に見える…!!


ゆりあでさえ、そんな様子の愛海に焦り気味。




「あ、愛海…?それを今するのは…「時間ないって?」




ゆりあの声に被せる様に言った愛海の言葉に、あたしとゆりあ、それから最下位の子はぶんぶんと首を縦に振る。


…きっと、傍から見たら可笑しな光景だろう。




「…んなこと言ってもなぁー…」


「もう、他のにしよ?ね??」




宥める様に、愛海に言う。


すると愛海は、顔を両手で覆って床にしゃがみ込んだ。




「あ、愛海…?」


「愛海先輩…?」




と、突然の愛海の行動を心配する声が色んな所から上がる。


それは、勿論あたしもで。


愛海の傍にしゃがみ込んで、「愛海…?」と声を掛けながら愛海の肩に手を置いた。








< 161 / 222 >

この作品をシェア

pagetop