I LOVE YOUが聴きたくて
すると、その途端、

怜樹の心の中に、これまでの思いが、一気に込みあげた。


「ホントに…大きくなったなぁ!」


そう言って、怜樹は怜(ユウ)を抱きしめた。

我が息子を、強く強く抱きしめた。


今までの空白を埋めるためかのように、怜樹は、我が息子を、強く抱きしめたのだった。


その光景を見て、

魅麗は、

怜(ユウ)に、謝った。

「ごめんなさい」

【この子から、父親の存在を奪っていたことになる】

そのことを、気づいた瞬間だった。

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