本当のきもち。
「はぁはぁ…どうして」

わたしがそういうと二人とも真剣にこっちをみた

「どうして助けたの?私なんかもういらな…」

バチン

今日二度目の平手打ち

相手は彼方だ

「なんでそんなことばっかりいうんだよ…」

「彼方…」

「俺は香織が必要だ…香織が好きだから」

そして私にぎゅっと抱きついた

「好きだ好きだ俺どうしようもない間違いをしたけどやっぱり好きなんだ」

「…………」

「…よかった」

しばらくつづいた沈黙をお父さんがやぶった

「こんなにも香織のこと思ってくれてる人がそばにいるんだな」



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