ロンリーウルフ
溜まってきたストレスに耐え切れなくなり、あたしは立ち上がった。
相川さんの穏やかな顔を見ながら、ウーロン茶でも飲もう。
そう思って、裏部屋へと足を運ぶ。
あと一歩で部屋に入ろうとした時だった。
「ええっ?」
ボーイさんたちのどよめきに、思わず足が止まる。
「ガキっすか?」
「ていうか響香さん、子供いたんすね」
響香の話題とあっちゃ、聞かないわけにはいかない。
息を潜めて、ドキドキと強く鼓動する胸を押さえるように胸に手を添える。