ロンリーウルフ
翌朝、いや、もう昼だったが、目覚めるとレイヤはいなかった。
荷物もなくなっている。
納豆巻きもなくなっている。
最後の夜だからって、ふたりして張り切り過ぎた。
体があちこち痛い。
脚や腕は筋肉痛だし、擦れてしまっている部分もある。
あたしの方が疲れて寝落ちしてしまったらしい。
生意気。
ガキのくせに。
あ、水もない。
ふざけんな、クソガキ。
出ていくならせめて、礼の一言くらい言ってからにしろってんだ。