永久の灯火†久遠の祈り
「そうしたいのは山々なんだけど、心優は眠いんじゃなかったのか?」

「今ので眠気なんて吹っ飛んじゃった」

済まなそうにしている莉人に心優は笑顔で答え、部屋から出てきた。

「行こ?」

心優は無邪気に笑い、莉人の手を引き歩きだした。



「大丈夫、みたいだな」

「あぁ」

壱夜と倫縷も楽しそうに歩く前の二人を追いかけた。










~食堂~

「……広いな……」

食堂に足を踏み入れた直後莉人が呟いた。

「学園内に住む全員が使うからね」

心優は迷うことなく通路を進んでいく。そのあとに莉人が続く。


食堂には四つのテーブルが列を作って並べられ、その両側に椅子が続いていて、そこにはぽつぽつと生徒が座っている。


「莉人、こっちだよ!」

心優はすでに最奥に到達し、莉人たちを待っていた。

最奥はカウンターのようになっている。

「お菓子発見!」

そう言って振り向いた心優はカップケーキやクッキー等が乗った皿を手に持っていた。

「さ、食べよ食べよ!」

上機嫌な心優は近くのテーブルに皿を置き椅子に腰掛けた。

それを見て莉人、壱夜、倫縷も近くに座った。



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