物語の最後。
◎ テンション。
『んあれ?珍しいこともあるんだね、人がくるなんて
君も考え事でもしに来たの?』
屋上の重い扉を開いて太陽の日を感じ、さくに近づいたときだった
ショートカットの茶髪混じりの黒髪に少し細めの目、白い肌。
第2ボタンまで開いた半袖のブラウス、白のサマーセーター、膝から手のひら一つ分くらいの丈のスカート
黒の薄いニーソ、落書きした上履き
特に可愛いわけでもない、普通の女の子がいた。
実に馴れ馴れしい雰囲気。