True-History~本当の歴史~(仮タイトル)
「おい、何不安なこと考えてんだよ?」
蘭丸の声で我に変える

「あ、能力使ったか?」


「もちろんだ。あ、勘違いしないで欲しいけど、俺は考えてることの細かくはわからないからな!安心しろ。」
威張りながら言う

「細かくってどのくらいさ?」

「んー…じゃんけんとか、右にいくとか、攻撃とかはわかるけど、んー…」
腕組をしながら首を傾けて話した

「要は、単純なものじゃなきゃわからないってこと?」
俺は要約をした

「まぁそんな感じかな?気持ちとかもわかるっちゃあわかるけど、嬉しいとか、嫌だとか、大まかにしかわからない。だから、さっきのお前が不安なのはわかったけど理由までは読めないんだ。」

「なるほどね」
能力っていうのはいろいろやっかいなものだ

「もっと訓練しなくちゃな」
蘭丸は一人で頷いていた

「よし、で、今までの話に質問はないか?」
うなずきをやめ蘭丸は玲に聞いた

「んー、今のところはないかな?」
口に手を当て答えた

「じゃあ、また何かあったら聞いてくれ。もう夕食だし、いくか」
そう言うと蘭丸と玲は部屋を出ていった


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