First Love ~君がくれたもの~
雄平はそっと、ミリアの前髪に触れた。
あれから二日たつがミリアの意識が戻る事はなかった。
時折もれる息が苦しそうだ。
「兄貴も少しは休めよ。このままじゃ兄貴までぶっ倒れちまう」
「・・・なあ比呂。俺はミリアに何をしてやれるのかな・・?」
こんなに小さな身体でいったい何を抱えているんだろう・・
二日前に見つけた時も、擦り傷だらけで・・うずくまって泣きながら震えていた。
・・一瞬、何て声をかけていいのか迷った。
今この子を連れて帰って、ちゃんと護ってやれるのかって・・・
そもそもミリアが俺を必要としてくれるか・・
でもミリアは俺によがりつくように手を伸ばしてきた。
だから俺は必死にその手をとった。
きっとミリアは俺に助けを求めてたんだ・・・・。