天才少年と天然少女
「山崎先輩?」

と、荒川くんの声がした。

「お、秀平じゃん。見て、この子。めっちゃかわいくない?」

と山崎さんは言った。


「.....朔ちゃん。キミはもうちょっと警戒したほうがいいんじゃないかなぁ?」
荒川くんが言う。

「え、でも、警戒って...。」

「山崎先輩。これ、オレのなんで。」

荒川君は私の腕をつかんで引っ張った。
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