天才少年と天然少女
このままここに居たら狂いそう。

「...俺、帰るな。」

「え、なんで・・・??帰っちゃうの・・・?」
と朔が首をかしげる。
髪が肩からすべり落ちる。

「や、なんか、俺、我慢出来ないから...」

「え?」

「お前...バカだし、全然わかってない。俺、男なんだぞ!?そんな、大人しいとか思ったら大間違いだからな!!!頭の中は勉強ばっかじゃねえんだよ!」

あ、やば....

俺、変態みたいじゃん。

「ええ...そんなぁ...そんなにお腹すいてるなら早く言ってよぉ...」

腹 じ ゃ ね え え
< 148 / 170 >

この作品をシェア

pagetop