STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
そうしてその1分後には、
彼はベッドに大の字に
なってガーガーといびきを
かいてた。



「……ゴメンね、オジサン」



マジで効くんだよねこの薬。



あたしは彼の様子を気に
することもなく、壁に
かけたスーツのポケット
から財布を出した。



中を見ると、万札が
1、2、3……8枚。



「まぁ、そこそこかな」



あたしはそれを自分の
財布に入れて、バッグを
肩にかける。



もう、ここには用はない。


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