STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
和樹の反応もまずまず
なのを感じて、あたしは
さっそく本題に入った。



「本当に突然すみません。

でも、和樹さんに再会
できたと思ったら、何だか
嬉しくて興奮してしまって――」



「かまわないよ。

何か相談があるって
言ってたけど、僕で
よければ喜んで聞くさ」



「ありがとうございます。

和樹さんにはなんの関係も
ないのに、ホントに……」



言葉を濁してうつむくと、
和樹が腰を浮かしてあたしの
肩に手を置いてきた。



顔をあげたあたしに和樹は
優しく笑って、



「いいから、話してごらん。

何なんだい?」


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