STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
あたしはプルプルと首を
横に振って、



「いいえ。とりあえずは
あたしが父に反発し続けて
るんで。

相手のプロフィールも
写真も見てないですし、
日取りも決まってないです。

でもこのままだと強引に
でも進められそう……。

もう留学費用は出して
くれないし……」



“小夜子”は留学帰りだし
親から何も聞かされて
ないし、の哀れな女のコ。



そういう設定であたしは
ベラベラと和樹の心を
揺さぶる話を重ねた。



「父はどうしても話を
進めたいみたいなんです。

娘の意志を聞いてくれない
なんて、ホント、酷い
です……!」


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