STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
そして思い切った感じの
声で言った。



「和樹さんに話して勇気が
出ました。

あたし、やっぱり断固
お見合いは断ります。

それで……あの……」



「ん? なんだい?」



「ハイ、あの……
よかったらまた時々、こう
して話を聞いてくれますか?

和樹さんと話してると、
勇気出るから……」



「小夜子さん……」



和樹はマジマジと目を
見開いてあたしを見つめ返す。



だけどやがてニッコリと
ほほ笑んで、



「僕でよければ、どれだけでも。

いつでも連絡をくれたらいいよ」


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