STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
和樹は食事が終わりに
差しかかるとバーに移動
しないかって行ってきた。


お酒の雰囲気でそのまま
部屋まで誘おうってことだろう。



だからここで誘いに
乗ったら受け入れてるのと
同じだから、あたしは
断って一人ホテルを出たんだ。



「――そうだな。

おおむね思ってたとおりの
反応で面白かったよ」



「ったく、あんなヤツが
人の命を扱う仕事してる
ってんだから信じらんない。

医者もアテになんないね」



「………あぁ」



那智の声が少し陰った気が
して、あたしは隣を見た。


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