STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
あたしはそう思って
ウンザリしてた。



それはハッキリと顔にも
出してやったつもりなん
だけど、男は気にする
様子もなくニコッと笑って、



「オレ、こー見えて
それなりにお金持ちだから。

話にのってくれたら、
きっとキミの助けにも
なると思うよ?」



しらじらしい口調。


誰がそんなの
真に受けるかっての。



「ホストの遊びにつきあう
気とか、サラサラないから。

悪いけど他当たって」



あたしは肩に置かれた手を
パンッと払った。


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