STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
男は『いてっ』と大ゲサな
声をあげて眉をひそめ、



「乱暴だな。

女がそんなんじゃカワイク
ないぜ」



カチンとくる。



あたしはつい声を荒げて叫んだ。



「カワイクなくてけっこうよ!

もー本気でアンタどっか行って」



「大声出すなよ。

いいな。強気なとこが
さらに気に入った。

とにかく話だけでも聞かない?

そうだな……聞いて
くれたら、5万円やる」



「え………?」



思わず逃げ出しかけてた
足を止めちゃうあたし。


我ながら、もーとことん
金の亡者ってやつ?


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