STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
リビングに着くと、
あたしは那智に尋ねずには
いられなかった。



「ねぇ……あたし、本当に
アンタの役に立った?

あたしと“契約”して、
よかったって思う?」



那智は心底ビックリした
顔で目を真ん丸にする。



そして次には眉をハの字に
して、呆れたようにフッと
笑って、



「どうしたの、いきなり?」



「いいでしょ。教えてよ」



「教えてって……わかり
切ってるじゃないか。

――もちろん汐音は役に
立ってる。

キミがいなかったら、この
作戦は実行不可能だったん
だから」


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