STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
那智はそう言ってあたしの
肩にポンと手を置いた。
「ホントにお疲れ様。
今までありがとうな」
「お礼なんていらないよ……」
お礼が言ってほしくて、
聞いたんじゃない。
「ねぇ那智。あたしを抱いてよ」
肩に那智の手を感じたまま、
あたしは彼を見つめて言った。
那智は驚いて言葉を失ってる。
そりゃそうだろう。
ベッドの中以外で彼の
ことを素直に“那智”と
呼ぶのも、こんなことを
言うのも、初めてだから。
「汐音………?」
_
肩にポンと手を置いた。
「ホントにお疲れ様。
今までありがとうな」
「お礼なんていらないよ……」
お礼が言ってほしくて、
聞いたんじゃない。
「ねぇ那智。あたしを抱いてよ」
肩に那智の手を感じたまま、
あたしは彼を見つめて言った。
那智は驚いて言葉を失ってる。
そりゃそうだろう。
ベッドの中以外で彼の
ことを素直に“那智”と
呼ぶのも、こんなことを
言うのも、初めてだから。
「汐音………?」
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