STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
あたしはつまらない考えを
振り払うようにグイッと
ミルクを飲み干して、
残りの料理も一気に食べた。
「ど、どうした?
……おかわりいる?」
「いらない。
――あたしも、今日は出かける」
そっけなく言うと、那智は
驚いたように目をパチパチして、
「出かける? どこに?」
「テキトーだけど……秋物
買いにとか、あと、本屋とか。
次行くとこ決めなきゃ
いけないし」
そのセリフを聞いた那智の
顔が、ほんの少しだけ
陰った気がした。
_
振り払うようにグイッと
ミルクを飲み干して、
残りの料理も一気に食べた。
「ど、どうした?
……おかわりいる?」
「いらない。
――あたしも、今日は出かける」
そっけなく言うと、那智は
驚いたように目をパチパチして、
「出かける? どこに?」
「テキトーだけど……秋物
買いにとか、あと、本屋とか。
次行くとこ決めなきゃ
いけないし」
そのセリフを聞いた那智の
顔が、ほんの少しだけ
陰った気がした。
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