STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
室内に入ってしまえば、
その中で行われる行為が
合意なのか、そうでないのか。
合法なのか、そうでないのか。
そんな境界線はあって無い
ようなもので、今ここで
犯罪だと主張したところで
説得材料にはこれっぽっちも
ならないんだろう。
(クソッ……しかしムリも
ないか。
それなら――…)
那智は目の前の二人を観察した。
男はいかにもやさぐれた
感じの粗末な服を着ていて、
シワの多い手には赤い
ペンの汚れがある。
チラッとテーブルの上に
視線をやると、競馬新聞が
たたんで置かれていた。
_
その中で行われる行為が
合意なのか、そうでないのか。
合法なのか、そうでないのか。
そんな境界線はあって無い
ようなもので、今ここで
犯罪だと主張したところで
説得材料にはこれっぽっちも
ならないんだろう。
(クソッ……しかしムリも
ないか。
それなら――…)
那智は目の前の二人を観察した。
男はいかにもやさぐれた
感じの粗末な服を着ていて、
シワの多い手には赤い
ペンの汚れがある。
チラッとテーブルの上に
視線をやると、競馬新聞が
たたんで置かれていた。
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