STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
舞さんはそう言うと、壁に
たてかけてあったパイプ
椅子を開いてベッドの脇に
座った。


まだ、何か話をしたいって
ことなんだろう。



黙ってその顔を見て彼女の
言葉を待ってると、



「――詳しいこと、那智は
何も話してくれないの。

でも、だいたいの事情は
想像ついてるんだけどね」



「……………!」



……想像ついてる?

どの辺りまで?



あたしの心はザワザワと
ざわつく。



あたし達がしてたことも、
決して許されることじゃ
ないだろうから。


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