STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
「あたし、なんで病院まで
来てるんですか?」



尋ねると舞さんは意表を
つかれたように目を丸くして、



「なんでって、そりゃ
脳しんとうもあるし……

それに、何もされてない
かの検査。

見た感じ未遂だったけど、
アイツら変な注射も
持ってたじゃない」



「あぁ……」



それでか。



どっちも大丈夫だったけど
――那智はあたしの身を
案じて、ちゃんと検査を
受けさせてくれたんだ。



「検査はもう結果も出てるよ。

何もなかったことが
わかって、那智も安心してた」


_
< 329 / 396 >

この作品をシェア

pagetop