STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
「え…………?」



どう聞いてるか、って?



なんで今さらそんなことを……

それは舞さんだってよく
知ってるんじゃないの?



「どうも何も、2年前に
事故に遭った那智の恋人を
死なせた人でしょ?

助かる手術だったのに、
医療ミスで……」



「は…………!?」



舞さんは口を大きく開けて
固まってしまった。



え……な、なんで?



困惑し始めるあたしに、
舞さんはカクンと口を
閉じると、大きな大きな
ため息をついて――。



「何、それ。
勝手に殺さないでよ」


_
< 332 / 396 >

この作品をシェア

pagetop