STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
「イ、イジワルとかじゃ
ないでしょ!?」



「じゃあどうして?

やっぱ嘘だからじゃないの?」



「ウ…………!」



――ウソなわけ、ない。



あんなこと――ウソでも
冗談でも、言えるわけない
じゃん。



わかってるくせに――

那智の方こそ、なんて
イジワル―――…。




「聞きたいんだよ。もう一度」



恥ずかしさで震えるあたしの
肩をそっと抱いて、もう
一度那智は言った。



「ねぇ……どうしても
言わないならお仕置きする
けど、それでもいいの?」


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