STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
男はそう言うとポケット
から携帯を取り出した。



ボタンを素早く押して何か
操作して、いきなりそれを
あたしに差し出す。



「押していいよ。

その代わり押したら
とりあえず今から2時間は
ここでオレと過ごすこと」



「な…………」



渡された携帯画面はあの
写メが削除モードに
なってて、まさに
“削除しますか?”への
YESかNOを選ぶ画面だった。



あたしは画面と男の顔を
交互に見る。



整ったキレイな顔は余裕を
浮かべて薄くほほ笑んでた。


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