STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
「別にアンタにかわいく
する必要なんてないでしょ」



「アンタじゃないだろ。

那智だよ。

夕べみたいに呼んで」



「……………っ」



とことん昨夜の話を掘り
返してくるのにムカつき
つつも、羞恥心で思わず
頬が熱くなる。



それを見た那智はまた
フフッと思わせぶりな
含み笑いをして、



「そーゆーツンデレも
嫌いじゃないけどね。

……まぁいいや。

何はともあれよろしく、相棒」



そう言うと、一方的に腕を
伸ばし、カチンとマグ
カップを合わせた――。





     * * *


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