STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
「あれ、足りない? 

じゃあ600万」



「……………」



あたしはア然としてやたら
爽やかに話すこの男の顔を
凝視することしかできなかった。



(コイツ、マジでヤバいん
じゃないの……)



依頼の内容もなら、600万
なんて大金をサラッと払う
って言う感覚も。



それとも人気ホストになら
600万くらいたいしたことない?



でもだからって素性も
知らない相手に払うとか、
生活も保証するとか――

やっぱおかしい、絶対に。


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