STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
「そんなこと言って――
ホントはその相手ってのが
客なんでしょ。

いいようにペットにさせて、
最後はトンズラするつもり
なんじゃないの」



とっさの思いつきだった
けど、言ってみたらそれは
かなりありえる気がした。



そーだよ。コイツはホスト
やる傍らこーして女のコを
騙しては、変態趣味の
オヤジとかに売りつけて
金を稼いでる――

ウン、メチャクチャありえる。



「騙されないわよ。そんな話」



言い捨てながらあたしは
軽く腰を浮かした。


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