STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
那智は持ってたグラスを
テーブルに戻し、大きな
ため息をつく。
だけどすぐにもう一度
あたしを見ると、どこか
挑むような強い声で、
「たしかにキミの言うとおりだ。
でも、キミにそこまで用心
深くなる必要なんてあるのか?」
「………? どーゆー意味よ?」
「落ち着いて暮らすための
帰る場所も、お金もないんだろ。
見ず知らずの男ひっかけて、
その日暮らしを繰り返して。
そんな生活大変だろってこと」
「な―――…!?」
_
テーブルに戻し、大きな
ため息をつく。
だけどすぐにもう一度
あたしを見ると、どこか
挑むような強い声で、
「たしかにキミの言うとおりだ。
でも、キミにそこまで用心
深くなる必要なんてあるのか?」
「………? どーゆー意味よ?」
「落ち着いて暮らすための
帰る場所も、お金もないんだろ。
見ず知らずの男ひっかけて、
その日暮らしを繰り返して。
そんな生活大変だろってこと」
「な―――…!?」
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