チビなアイツ
たどり着いたのは
小さな丘。
町の景色が満喫できる場所。


「はぁ…はぁッ」

あたしなにしてるんだろ。
好きなら好きって言えばいいのに。
嫌いなんて…

「うッ…ヒク…」

きっとメイク崩れて
パンダみたいになってんだろうな。
悔しい…

「な…んで…ヒク」

「光雅…君。好きだよぉ…」

呟いた。
どうしようもない気持ちでいっぱいだった。

「…俺も。」

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