エールミー!


そしてまた、目線が合う


どこか熱を帯びているようにも見えた




ちょ…
陸先輩、どこか変だ




冷静になった私は目線を外して、
起き上がろうとひじをたてた






「………っ」








急激に顔と顔が近づいて






唇が、少し触れた





「あっ…あっ…あっあっ、ごめんなさい!」





触れた場所を即座に離す





陸先輩も、すっと体を引き離した



「あ!本当にっ…ごめんなさい…っ」


「いや…いいよ、鼻だったし」






唇は鼻先に触れた

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