LOVE・GAMELY -恋愛遊戯- (全199話)
■火傷
○Side 奈穂
人間って不思議…
嫌だと思えば、貴方の手でも不快に思う
好きだと思うと…
どうしてこんなに気持ち良いのだろう
『奈穂… 俺の顔見て?』
『え…ッ 真中くッ…?』
ギュッと閉じ続けていた目を開け前を見る
相変わらず夕日が真中くんの顔を照らしていた
いつも何をしていても冷静…
そんな彼の顔は朱に染まり…
『真っ赤…ッ 何で…?』
『さぁ…』
夕日だけのせいではない
だって頬が熱を持ってる
私としてる事…
少しは意識してくれてるんだって、思っていい?
『ね、奈穂… 見てごらん?』
意地悪に見せられた彼の長い指…
白く泡立つ液体でびしょ濡れだった
『あ…』
それは私の胎内から溢れ出た淫らな物
『すごく可愛い…』
真中くんはそれを舌で綺麗に舐めとる
艶やかな赤い舌
大きくも細くもない垂れた目尻…
全てが色っぽい
男のくせに反則だ
『ねぇ、奈穂が脱がせてよ…』
『え…?』
『早く』
急かされるままにシャツのボタンに手をかける
1つ2つとボタンを外す度、引き締まった上半身が露になった
…顔が熱い…
『何? 俺の裸くらい見た事あるじゃん 風邪ひいた時に着替えさせてくれただろ?』
あれは寝てたから…
起きてる時の裸とはわけが違う
全てのボタンが外れた時
シャツは肩から落ちて広い胸元が見えた
私は初めて見た真中くんの体に驚いてしまう
『真中くん…火傷…?』
鎖骨の少し下にある火傷の痕
それが少し不思議な形だったから…
○Side 奈穂
人間って不思議…
嫌だと思えば、貴方の手でも不快に思う
好きだと思うと…
どうしてこんなに気持ち良いのだろう
『奈穂… 俺の顔見て?』
『え…ッ 真中くッ…?』
ギュッと閉じ続けていた目を開け前を見る
相変わらず夕日が真中くんの顔を照らしていた
いつも何をしていても冷静…
そんな彼の顔は朱に染まり…
『真っ赤…ッ 何で…?』
『さぁ…』
夕日だけのせいではない
だって頬が熱を持ってる
私としてる事…
少しは意識してくれてるんだって、思っていい?
『ね、奈穂… 見てごらん?』
意地悪に見せられた彼の長い指…
白く泡立つ液体でびしょ濡れだった
『あ…』
それは私の胎内から溢れ出た淫らな物
『すごく可愛い…』
真中くんはそれを舌で綺麗に舐めとる
艶やかな赤い舌
大きくも細くもない垂れた目尻…
全てが色っぽい
男のくせに反則だ
『ねぇ、奈穂が脱がせてよ…』
『え…?』
『早く』
急かされるままにシャツのボタンに手をかける
1つ2つとボタンを外す度、引き締まった上半身が露になった
…顔が熱い…
『何? 俺の裸くらい見た事あるじゃん 風邪ひいた時に着替えさせてくれただろ?』
あれは寝てたから…
起きてる時の裸とはわけが違う
全てのボタンが外れた時
シャツは肩から落ちて広い胸元が見えた
私は初めて見た真中くんの体に驚いてしまう
『真中くん…火傷…?』
鎖骨の少し下にある火傷の痕
それが少し不思議な形だったから…